君の明日は、私の明日
ああ…ばか…
「昴先輩い〜〜!!って………あれっ?!」
栄華が元気良く入って行ったと思ったらすぐに驚いた顔になった。
無理もない。
先輩の部屋は真っ暗で、大きなベッドに後ろ姿で座っている
こっちの見向きもしないで…
「先輩?大丈夫ですか…?」
私は恐る恐る先輩に近づいた。
すると…
「あ"あ"っ!!!!大変!!もうこんな時間…お母さんに絞られるよ…ごめんね、乃愛
またね!!吏衣先輩もすみません。誕生日おめでとうございます!!いい年を」
「えっ…ちょ…えい…」
そう言って勝手に騒がしく出て行った栄華。
一瞬何が何だかワカンなかったけど……。
てかほんっとマイペースなんだから。
ていうか…先輩と二人きりにしないでー……
気まずいよ……
でも、ここまで入っちゃったわけで…
何もせずに折り返すのはー……
ああーもう…ドキドキするんだけどっ…
恋愛感情の好きではなくても…ミーハーだけど…深尋よりじゃないけど…
吏衣先輩のことは好きなわけで…
何すればいいの?!?!
「南河」
「はっ……はぃいぃっ!!!!」
イキナリ名前を呼ばれてびっくりして飛び上がりそうになった。