君の明日は、私の明日
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「だ………だだ、大丈夫でしょーかっっ?!?!?!ていうか、秘密って…シークレット恋愛みたいで、ロマンチック…ってか…」
私がそわそわして、何言えばいいのかわかんなかった時、先輩は私の頭に大きな手を載せた
「乃愛が、好きな人いるくらい…知ってるよ。
そんな年でいないほうがおかしいし……」
先輩は私のことを初めて
南河ではなく、『乃愛』と下の名前で呼んだ。
「わがままに…付き合って欲しいだけなんだ。
でも、乃愛だって、自分の恋がある。だから…
俺のために…秘密で………さ?」
先輩は、深く私の顔を見つめた。
夜中の空みたいな綺麗な瞳に…
私は吸い込まれて行く気がした。
「……少しの間…俺のものにしたいなって…
いいだろ??」
低くてて心に残る声でそう言った先輩は…
どこか寂しそうに見えて…私は……