君の明日は、私の明日
私は……
先輩のお役に立てるのなら……
「はい、先輩。私でいいのならば……」
私はそう言ってにっこりと笑った。
すると、すぐに唇に暖かいものが感じた。
すぐに…これは…先輩の唇だとわかった。
目の前にピントのあわない先輩のどアップ。
先輩は…目を軽く瞑っていた。
その目からは涙が流れていた。
先輩はすぐに唇をはなした。
そして私のおでこにキスを落とした。
先輩の涙が伝わる。
これはあくまで先輩の心を癒すだけ。
私は、先輩のお遊びみたいなもの……。
これは…"なんでもない"んだってば。
そう、自分に言い聞かせた