【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
「そ、そんな。
わたしの方がいつも助けて
もらっているんですよ。
荷物とか持ってくれるし
頼ってくれるし・・・
それに、夢中なもの槇津くんは
ちゃんと持ってるじゃないですか!」
「え?
持ってる?
あの子が?」
心底驚く槇津くんのお母さん。
でもだって、どうみても
槇津くん楽しそうに話してた
「スノボーの話するときの槇津くん
とっても、いきいきしてましたよ?」
槇津くんのお母さんの顔が
みるみる暗くなっていく。
なんか、まずいこと言ったのかな?