【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?

「でも、聞くならお願いがあるの。」



「お願いですか?」


なに、言われるんだろ。




「他の人に言い触らさないこと

あの子を支えてくれる事

あの子に・・・

啓太に最高の思い出を作って、

他の事にも目を向けさせて欲しいの」





そういうと、槇津くんのお母さんは


自分の手を強くにぎりしめて


下を向いて語り出した



< 132 / 221 >

この作品をシェア

pagetop