【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?



「マジかよ」


ガタンと椅子に崩れるように


座り直し、右手を顔にあてて大袈裟にポーズしながら


槇津くんが覇気のない声を出した



「アハハハ、大変だねぇ

ファイト!!」



マリはどっちに言ったのか分からない応援をして部活にいった。


・・・頑張るのはどっち何だろう?



疑問があたまにポンッと浮かんだが槇津くんの声に掻き消された



「朝も来るとかいわねぇよな?」



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