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隣を歩いてきていた守が、立ち止まって手を振った。

「バイバイ、亜矢音ちゃん。またね」

悲鳴は急ブレーキの音に重なる。


まぶしすぎるライトが亜矢音の姿を映し出した瞬間、激しい衝撃音がして、亜矢音の体は大きく宙を飛んでいた。
















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