王子様なDarling
「ずっと一緒にいような」
先輩の体温が心地よくて、涙が溢れ出した。
先輩の首に顔を埋めてコクンと頷く。
「もう隠し事はしないから。ずっと俺のことだけみてて」
トンっと地に足が着いたと思ったら、その瞬間強引に唇を奪われた。
「・・・んっ」
抵抗なんてするわけもなく、先輩の背中に手を伸ばす。
今までした中でも一番のとろける様なキス。
目の中でチカチカとお星様が飛んでるみたいに、くらくらする。
スキ。スキ。スキ。
「先輩!私盛っちゃいました!」
「・・・はっ!?」
「だって、先輩のこと凄く好きって思っちゃった!」
外でそうゆう気持ちになることを“盛る”って言うって先輩言ってたよね?
「・・・ミーコ。盛るの意味違う・・・」
ガクっとうな垂れる先輩に思わず“?”マーク。
「頼むから俺意外の前では言うなよ?」
ポンっと頭をなでられて、軽いキス。
・・・まっいっか?
「ミーコ。やっと2人きりの夏休みが始まるな?」
「はいっ!!」
暑い暑い夏を一緒にいっぱい過ごそうね。
ヤキモチと先輩の隠し事と誰かを大切にする気持ちを知って、
ちょっと大人になれた夏。
先輩と一緒にいればもっともっと成長できるかな?
先輩のポカポカの笑顔と、潤う愛をいっぱい下さい。
そうすれば私、もっと綺麗に咲き誇れるからね!!
【嫉妬の夏】
END
