深海魚Lover
そのまま手を繋ぎ歩く、清水坂。


京次さんとの初めての旅行に心躍る私の前を、あっちこっちへちょろちょろと歩くのは潤司君。


道いっぱいに、たくさんの観光客。


「ジュンジ、前を見ろ、危ない
 
 先々歩くと迷子になるぞ」

「思ったよりも人多いですね?」

「ああ、連休をずらそうが関係なかったな」

「はい、でも紅葉は今が見頃かと」

「そうだな、スガちゃん
 ところで、腹空かないか?」

「はい、そう言えば空きましたね」

「ジュンジ、どっかで昼飯にするか?」

「わーい
 
 キョンさん、ぼくね
 あのみどりいろのアイスが
 たべたい」


潤司君が指差したお店には、ソフトクリームのPOP広告に写真。
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