My☆Teacher
「勇吾から入ってきたら?

あたし後片づけあるし。

晩ご飯、勇吾に作らせちゃったし」

「いやいや…」

何かを言いかけた勇吾だったけど、
「じゃあ、梨代のお言葉に甘えまして」
と、リビングを出た。

…何か、これもこれですごく不気味だ。

逆にあたしが勇吾の言葉に甘えた方がよかったかも知れない。

これじゃあ、あたしがあわよくばな状態にさせてるみたいだよね?

「加減がわからん…」

しかも何気に企んでなかったか?
< 131 / 205 >

この作品をシェア

pagetop