My☆Teacher
「な…何を、ですか…?」

お風呂あがりの爽やかなせっけんの香りが、フワリとあたしを包み込む。

先生こう言うのを使っているんだって言うのは、今は考えない。

「って、先生髪洗いました?

冷たいです」

「勇吾」

「ッ!」

耳元でささやかれ、躰がビクッと震える。

「ああ、耳弱いんだ」

先生はそう言って、イジワルく笑った。

「ちょっ、待っ…」

チュッと、耳にキスされた。

ヤバいって…。

あわよくばな状態に入ったって…!
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