My☆Teacher
「僕の片思いが実れば、結果はそれに越したことはないですが」

先生の手が、頬に触れる。

「好きと、そう捉えてもよろしいんですね?」

顔を、覗き込まれる。

「…どう解釈しようが、先生の勝手ですから」

好きなんて、言わない。

簡単に言ってたまるかって言う話だ。

先生は甘い笑顔を見せる。

「じゃ、好きと解釈させていただきます」

狂わされる。

先生に、狂わされる。

「今から、いいことしませんか?」

「…バカ」


☆★END☆★
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