永遠なんてない。
…あれ?…何かどこかで見たことあるなぁ。
17番の背の高さと、あの顔…どこかで会ったことがある気が…。
ー…あ!夏に図書室で会った…!
「ね、カナコ、あの人だよ!」
「え、なにが?」
カナコは、腕を叩く私に少し鬱陶しい顔をしながら、こちらを見る。
「17番!夏に図書室で辞書取ってくれた親切な人!」
「そうなんだ?やっさしー」
全く興味の無さそうに言われた。
その瞬間、周りから歓声があがる。
「きゃあー!桜宮先輩決めたよ!ね、希衣みてた!?」
桜宮先輩なんて、見てなかった。
私は、なぜか今さっきまで嫌だな。と思っていた17番に釘付けになっていた。