四恋




HRも終わり部活に行こうとしたら
クラスの女子の数人に呼び止められた

後ろにいる子は顔を真っ赤にしてこっちを見てる


....またか


「あの...
私、井上くんのことが....」

「ごめん。
俺あんたのこと知らない」


女子が言い終わる前に俺は断った


女子はその場で泣き出した


一緒にいた女子が俺の態度にキレて俺に文句を言ってきた


っんとに女ってだりぃ---

俺はそいつらを無視して教室を出た


教室を出ると唯嘉がいた


「また振ったの?」


「そうだけど?
悪い?」

「康ちゃんって好きな子いるの?」


「そ-いうことにしといて」


俺はそう言って部活に行った


< 10 / 12 >

この作品をシェア

pagetop