Coolなアナタ

つーか、彩花がどうしても?なんて聞いてきたの初めてじゃなかったか!?

それに、今日は一緒に帰れる?って聞いてこなかったし!

なんかあったのか!?

俺、最悪だし!



その日から、
彩花は放課後
俺の所に来なくなった…

「おーい、蓮!!なにボーっとしてんだよッ!」

あー、そうそう。
今話しかけてきたのは、一応俺の親友?の佐渡 雅樹 。
部活も同じサッカー。

「別に、ボーっとなんかしてねぇよッ…」

マ「つーか、お前彼女とうまくいってんの?」
「別にッ!… 」

マ「だって昨日も今日も放課後来てないじゃん。」

「お前には関係ねぇだろ…」

マ「お前なぁ、そんなだと彩花ちゃんに嫌われるぞ!」


俺は、雅樹に何も言い返すコトができなかった。

マ「だろっ?お前、付き合ってから彼氏らしいコトしてやったか?少しは素直になんねぇとッ。」

確かに、
雅樹の言うとおり。
でも、いざ彩花の前になると冷たい態度とっちまう。


< 25 / 44 >

この作品をシェア

pagetop