Coolなアナタ
つーか、彩花がどうしても?なんて聞いてきたの初めてじゃなかったか!?
それに、今日は一緒に帰れる?って聞いてこなかったし!
なんかあったのか!?
俺、最悪だし!
その日から、
彩花は放課後
俺の所に来なくなった…
「おーい、蓮!!なにボーっとしてんだよッ!」
あー、そうそう。
今話しかけてきたのは、一応俺の親友?の佐渡 雅樹 。
部活も同じサッカー。
「別に、ボーっとなんかしてねぇよッ…」
マ「つーか、お前彼女とうまくいってんの?」
「別にッ!… 」
マ「だって昨日も今日も放課後来てないじゃん。」
「お前には関係ねぇだろ…」
マ「お前なぁ、そんなだと彩花ちゃんに嫌われるぞ!」
俺は、雅樹に何も言い返すコトができなかった。
マ「だろっ?お前、付き合ってから彼氏らしいコトしてやったか?少しは素直になんねぇとッ。」
確かに、
雅樹の言うとおり。
でも、いざ彩花の前になると冷たい態度とっちまう。