Coolなアナタ

『あっ、あのね!できたら、一緒に帰りたいなと思って。』

そういうと、蓮クンは
「…俺、部活あるから。無理…。」

なんか冷たい…
でも、めげない!
coolっていうのは、最初からわかってたしね。

『あたし、蓮クンが部活終わるまで待ってるよ!』

すると、蓮クンは表情一つ変えないで
「…別に、待ってなくてイイから。」

グサッ…

今のは、
ちょっとキツイな。

そういうと、蓮クンは教室の中に戻ろうとしていた。

あー、どうしよ!?
戻っちゃうよー。

『れ、蓮クン!』
そう、あたしが呼ぶとあたしの方を向いてくれた!

『アド教えて下さい』

すると、なにも言わずに携帯をだしてくれた。

そして、アドを交換したら教室の中へ戻っていった。
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