明日晴れたら、

返事と決心





その日から雨はなかなか止まなくて、晴れたのは2日後だった。



学校が終わった帰り道、薺ちゃんと別れてからいつもの場所に行くと、当たり前だけどなにも書かれていなかった。

落ちていた小石を拾ってしゃがみ、相談事を書こうとした時、私は不安になった。



そもそも、このやり取りが続いていたのは奇跡に近いもの。だから、雨でぷつりと切れたやり取りを前のようにできるとは言えない。





「…まぁ、書くだけ書いておこうかな…」


そう考えた私は、少しずつ書いていった。




自分の好きな人が友達の好きな人だということ。


その友達に、自分も好きだということを話していないこと。


その友達が好きな人と仲良くなるために協力して欲しいと言われたこと。





「…よし」


返事が来る可能性はすごく低いけど、来ることを祈って待つことにした。




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