君を嫌いな100の理由


*隼人side*




校門の前でうろうろすること一時間近く







どんだけ怖がってんだこいつ!









心で笑いながらも平然とする俺









「怖い...。やだっ!帰ろ?」









可愛い顔でみつめんなよ





俺の前だけでその顔をしてくれねーかな










「しゃぁねぇな」










俺の一言にホッとする由月










こいつ帰れると思ったのか?









大間違いだよ







「え??ちょっ!おろして?!」








俺は軽々しく由月を抱き上げた









って軽すぎだろ!
飯食ってんのかなこいつ






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