甘々な彼とスイートピーを。

逃げない。





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そして次の日の朝、


起きてみると、


体調はだいぶ良くなっていた。



やっぱりただの貧血だったんだ…




「舞ー、早くしないと遅刻するわよ。」



「はーい!」



そして階段を降りている時に、




フワッと何か懐かしい花の香りがした。



「お母さん?」




「何、どうしたの?」



「家に、何か花ってあったっけ?」




「あぁ、昨日あのスイートピーを買ったのよ。」






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