◇東雲庵◇2014〜2017◇
だだっ広い土地にこれだけどかーんと建っていた平城京跡。この大極殿の前に、野球場二つ分くらいの草原が広がっていました。あれ、あと何に使うんだろうか。。あまりにも赤らさまな息切れ感(頑張って建物だけ作ったけどあとは資金が切れた感)に、奈良県民でもなんでもないけど心配になる。



ほんとは斑鳩の方へ行って「王子!」「毛人!」ごっこをしたかったのだけど(©︎日出処の天子)時間と連れの都合上、断念。
父が書道の先生をしているので、ならまちの墨屋さん(奈良は墨や筆の産地)や書道具店を見て回る。墨ってね、良いやつは一本ウン万円って、すんごいお値段するのね!
若かりし頃の父は大きな紙に一字だけどーん!と書くタイプの作品を作っていたので墨の消費量が半端なかったらしく、奈良の墨屋さんからB級品を安く譲り受けていたのだとか。(情緒のない表現でごめんなさいね、私自身は書を嗜んでいませんので笑)その擦った墨をさらに腐らせると、いい滲み具合になるんだってさ。

夜は、タクシー運転手さんの提案で、東大寺二月堂の鐘つきや浮見堂(うきみどう)のライトアップに案内してもらいました。



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