茉莉花の少女
 彼女はたどたどしい言葉を続ける。


「久司君が嫌なら、似ていないの。

それに久司君は女の子に告白されてもつきあわなかったでしょう? 
だからそんなことないの。そう。だから。

それに久司君は勉強だってしっかりしているし、きちんと頑張っているでしょう? 

だから、このまま生きていけば大丈夫。きっと大丈夫だよ。

わたしは久司君のことがずっと、ずっと好きだったから、分かるの。

すごくまじめな人だって。そうじゃなきゃ、キスだってしないよ」
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