ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
はぁ、服シワシワ…。
けど打ち合わせには間に合って本当によかった…!
とりあえずは一安心、と安堵しながらデスクにバッグを置くと、背後に感じる気配。
「?」
振り向くとそこには、目の前を覆う大きな影とぬっと伸ばされる手があった。
「ひっ、ひぃ!」
「……」
思わず驚き変な声を上げながら見れば、それはどうやら青井くんだったようで、彼はいつも通り落ち着いた瞳で、私の乱れた髪を軽く指で整える。
「…髪。すごいことになってる」
「あ、青井くん…びっくりした、」
「そんな驚かなくても」
「驚くよ!いきなり現れるんだもん!」
「頭がすごすぎて、気になったから」
「うっ…」
あまりに乱れた私の髪を見かねて手を伸ばしてくれたのだろう。激しく驚いた私に、彼は手を離し隣のデスクへと着席した。