愛を知らないあなたに
ふっと、2人の中に柔らかな雰囲気が生まれる。
・・・・・・あぁ、もう。
薺さんと琥珀様が何にもないって、わかってるってのに、まだ、痛むか。
ちっさい心だね、凜?
もんもんとしていれば。
――ガチャッ
というような音と共にドアが開き、タマが顔を出した。
「持ってくおやつおまんじゅうになりましたー♪」
「了解。で、もう買いに行ったの?」
「弥助に買いにいかせたー」
「ふぅん・・・つまり、勝者はタマってこと?」
「うむー」
・・・・・・・・・勝ったのか、タマ。
なんて恐ろしい子。
「えへへ、おまんじゅうたのしみ~」
・・・なんて可愛い笑顔なんでしょう。
その顔で弥助さんに勝ったとか・・・タマ、すごすぎる。
ていうかすっごい意外。
・・・・・・あぁ、もう。
薺さんと琥珀様が何にもないって、わかってるってのに、まだ、痛むか。
ちっさい心だね、凜?
もんもんとしていれば。
――ガチャッ
というような音と共にドアが開き、タマが顔を出した。
「持ってくおやつおまんじゅうになりましたー♪」
「了解。で、もう買いに行ったの?」
「弥助に買いにいかせたー」
「ふぅん・・・つまり、勝者はタマってこと?」
「うむー」
・・・・・・・・・勝ったのか、タマ。
なんて恐ろしい子。
「えへへ、おまんじゅうたのしみ~」
・・・なんて可愛い笑顔なんでしょう。
その顔で弥助さんに勝ったとか・・・タマ、すごすぎる。
ていうかすっごい意外。