いちごパンツのポートレート

「……母さん」

「あら。翔……居たの?」

俺に向けられたのはいつもと変わらない母の笑顔だった。

「俺も自分の性格が誰に似たのか不思議で祖父(じい)さんに聞いたら

祖父さんのお父さん……曾祖父(ひいじい)さんにソックリだって言われた。

DNAの所為だから母さんが気にする事ないよ

顔は母さんに似て良かったと思ってるから……

俺も母さんに似た性格の人、探してみるから……」

俺にしては精一杯の笑顔でそう言ったら……

「なんだ…そうなの良かったー

でも翔……

私に似た娘さんだったら、

もっと自分の気持ちを話してあげないと一緒にいてくれないかもよ?」

そう言って……

ニヤって笑ったんだ。



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