潤愛


それから1時間ほどの花火大会を

あたし達4人はあまり会話を交わす事もなく、

ただただ眺めていた。




―今思うとこの花火大会が

4人で普通の恋をして、普通の高校生の青春ってやつをして過ごした

最初で最後だったのかもね。



「じゃあ解散すっか。」



花火大会が終わり待ち合わせをした公園に4人で戻ってきた。


「そだね」


そんなに綺麗な花火じゃなかったなー。


と思いながら利麻と亮平に「じゃあね」と言って徹平と手を繋ぎ歩きだした。


「このまま家に来るの?」


「いや、なんか親が今日は帰ってこいってうるさくてさ。」


「ふーん、そっか」


1人暮らしをしているあたしはなんだかんだ夜は一人じゃ寂しかった。


徹平来ないなら誰か呼ぶか。


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