潤愛
「いいから、約束。ん!」
徹平はあたしに向かって小指を差し出した。
意味が分からないまま指切りをさせられる。
「ん、いい子。」
徹平に頭を撫でられながら、
ほんと時々俺様だよなぁ
なんて考えていた。
それが心地良かったりする時もあるけどね。
「そういえば体育祭の種目決めた?」
「うん、パン食い競争。」
徹平は
「パン食い競争かよ~」
と笑った。
「別に何でもいいじゃん。」
あたしは頬っぺたをプクと膨らませる。