潤愛



シャー


「…、気持ち悪い」


亮平とのセックスを消しさるように身体をゴシゴシ洗う。



せっくすは嫌い。


でも、


あたしなんかにはヤリモクしか男が寄ってこない事くらい分かっていた。


求められるとヤる。


最中もヤり終えた後も、

あたしには苦痛でしかない。


それでもあたしはヤっている男の名前を

感じているかのように呼び続ける。


そうする事で

あたしの一番辛い過去を塗り替えようとしている。


それだけじゃない


男とのセックスで


あたしは寂しさを紛らわしているのかもしれない。


そんな事で寂しくなくなるわけのないことは
ちゃんと分かっている。


それでも

それでもあたしは


一瞬でもいいから一緒に居てくれる人を探す。


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