姫は孤独な黒猫様


傍観者side



ー夜の路地裏



族どおしのケンカを止めるため、黒猫が現れた。



黒猫の凛とした声が響く。


「やめろ。」



男達はその姿を見ると、そそくさと逃げて行った。



その時、強い風が吹いて黒猫のフードがとれた。



ーバサッ



赤色の髮に青い目が光る。



黒猫は再びフードをかぶり直すと、
帰って行った。




傍観者side END
< 29 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop