肉球で一歩 踏みしめて。【短編】

記憶



みゃぁ
と一声鳴いた。きっと覚えていてくれるという期待を込めて…


「―…猫!?」


ミミは"猫"と呼ばれた事がショックだった。

『…ミミって名前は、君が付けてくれたのに…』


「…お兄ちゃん、まだ記憶が…
この子、ミミちゃんだよ。お兄ちゃんが名付けたんでしょ…?」


女の子が、ミミの言いたかった事を全て言ってくれた。

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