ぽっちゃりちゃんとイケメンくん

一息ついて、私は答えた。

「…本気です。片岡さんが私に本気じゃなくても、私は本気で片岡さんのことを好きになってしまったんです。」

いつも、こういう風なまじめな話を誰かとしたことがなかった。
だから、まじめな顔をするのも、今回が初めてだ。

「そう。まぁ、きっと遊びよ。だって、裕介は大企業の息子…次期社長の身分なのよ?あなたみたいな庶民に本気になるなんて、ありえないわ」

グサリと現実を言われた。
確かに、ありえない。

そういうのって、会社の利益みたいなのとか、交友とか大事にして、お見合いとかするんだよね?

…身分だけじゃなく、見た目も…釣り合わない…。

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