ぽっちゃりちゃんとイケメンくん

「…果たせましたよ」

少し控えめに言う。
だって、思い出しちゃう…っ///

昨日、私、自分が自分じゃないくらいに、すごい女らしかった気がする。
あんな乱れていいものなの?!

ますます思い出して、顔が熱くなった。
絶対に真っ赤だ。
見られまいとうつむく。

「本当なの?裕介」

鈴村さんは片岡さんに問いかけた。
でも片岡さんはなんのことだか分からない。

「だからなにがだよ?」

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