君色に。

毎日のようにあの家にいるが
正直、私がなにかしないように
監禁されてるようだった。

そして毎日のように怒鳴り散らされ
がんがん物が壊れてくような音がし、

それをいつも一階で聞いてる母親。

あの男の母親は
あの子を怒らすようなことをしている
あの女が悪いの
原因はあの女
このままじゃうちの子がどんどんおかしくなっていく。
可哀想可哀想可哀想。

っていう考えを頭の中で繰り広げている。

おかげでなにを言っても無視だ。

親も親だし
子も子だな。


< 6 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop