虹色の流星

消えちゃった…あたしのせいで…

 次の日。
 健からの着信で、目を覚ました。
 時間は、8時半。
 なんだろう。と疑問に思ったけど、すぐに出てみた。
「…もしもし…たける…………どうしたの………?」
 でも返ってきた声は、大好きなあの声じゃなかった…

「美月ちゃん?前原美月ちゃんよね?」
「はい、そうです…」
「私、南戸健の母ですが…今から、総合病院に来てもらえないかしら…」
「わかりました…早いほうがいいですか?」
「今すぐ来てくれたら、助かるんだけど…」
「30分ぐらいしたら、着くと思います…」

 あまりいい予感はしてなかったけど、急いで総合病院に行った。
 


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