君の目


私が席に着くと隣の子と目が合った。

昨日と同じ感じだ...

相手の男の子も私が隣で少し
驚いているようだった。


ま、まずは、あいさつだよね。

「はじめまして、私、早川 楓っていいます」

笑顔で自己紹介できたぁ...笑


「あ。俺は、道長 隼人。よろしく」

少し照れた笑顔で自己紹介してくれた。

そのことに喜んでいた私に…

「あのさ、楓、俺のこと隼人でいいから。」

「うん!わかった!」

って…あれ?あれれれれ?

今、楓って呼ばれた?呼ばれたよね?
うわ、やばい。心臓破裂しそう…


あれから、たくさん話してアドレスとかも
交換して…、
隼人のこと、いろいろ知れた。

サッカー部に入る予定のこと。
朝が苦手なこと。

-…好きな人がいること。
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