君の目
2人で電車に乗った。
すると席が空いていた。
「あっこ座ろ?」
私の手を引っ張って席まで連れて行く
手…。
こんな風に意識してるのは私だけなんだろうな。
「楓は、どこの駅で降りるの?」
隼人からの質問に我にかえった私
「あ、○○駅だよ」
「え?まぢ?俺の降りる1つ前じゃん!
朝とか一緒に行けるくね?」
その隼人の言葉にドキドキしている私…
「そうだね。あはは」
もう、どんな反応していいか分かんないや
「なぁ、楓?
明日から俺と学校行かない?」
笑顔で聞いてくる隼人…
「いいの?」
もう嬉しすぎです。やばいです。はい。
「逆に何でダメなの?笑
俺が誘ってんのにさ。w」
「あ。確かに。
じゃあ、よろしくお願いします。」
「こちらこそ。」
次は○○駅〜 ○○駅です
もう着いちゃうんだ。早いなぁ。
「じゃあ、楓!
またあしたな!あとで連絡するから!」
「わかった!ばいばい!」
あー…私、なんて幸せなんだろ。