お前、気に入った*
あれから月日は経ち、
私は無事にテストを満点で合格した
大樹先生に子供のことを話したときは
正直驚いたけど、
お前なら出来るって信じてる。
何かできることがあったら言ってくれ
って言ってもらえた。
私はすごく嬉しかった…
だけど、そんな順調な日々にも、
ピリオドは打たれる
ガチャ…………
と、私の居候している克真の家の扉が開く
「おかえりなさ…………」
克真は出血が酷く、
倒れこむように玄関に寝そべっていた