愛しい人
なかなか想いが消せ
ないまま…




「おーぃ。りさ…
ちょいきてくれん?」

『…ん?どしたぁ?』




隼人から呼び出し
がかかった。



なんの話だろう?

ひなのチャンかな?


あたしは黙って隼人
についてった。





「あの…さ。やっぱ
好きなんだよ。」

『…へ…?誰…が?』




え?告白…!?

ひなのチャンの話
じゃないの…?




「…ひなのチャンが。だ
から、告ろうと思って!」

『あぁ…ひなのチャンね。
うん、多分上手くいく
よ☆頑張って…!!』



無理に明るく応援した。



なぁんだ…

やっぱひなのチャンか…



隼人への希望の光が
いっきに途絶えた
瞬間だった。


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