エンドレスラブ(完)
この怒りをまずは1番の原因の世良修吾にぶつける。
彼のケータイに電話をかける。
昨日、別れ際に『念の為♪』と言われて交換したお互いの番号とアドレス。
消したいけど、
本気で何かあったら困る。
RRRRR…♪
3コール目で彼の声が聞こえる。
『もしもし、愛しの若菜☆』
「ちょ…っ!
…ゴホン、勝手に呼び捨てにするの止めてもらいませんか?寒気がします。」
『冷たいなー若菜は。』
余裕しゃくしゃくで話す世良修吾。
「この会話、周りの人に聞こえるじゃないですか!」
『良いじゃん。ラブラブっぷりをアピールしておけば。』
こいつ~~~~っ!!!
今度こそ、決めた!!
「私、あなたの思い通りにはさせません!!!
バラすならバラせば良い!!
私の写真なんて持ってないし、
あなたに私のこと教えてないですから!!!
…これからも絶対に教えませんし!」
そうだよ、
会ったのは昨日だけ。
どうせ形だけの恋人だから、
今後一切会わなくてもいいし、
私のことが知られることも無い!