エンドレスラブ(完)
「おはよッ、若菜…―――って、なにその不細工な顔。」
友達の南が言った悪口を言い返せないほど、
ホテルでの"あの"朝を迎えた私のテンションはガタ落ちだった。
ぐす…ッ、(←泣きマネ)
二回目も……(←くどい)
「…ナニがあったか知らんけど……しっかり。」
南はあまり深く関わりたくないのか、
不細工な私の肩を一回叩いて、自分の席に着いた。
うぅ……訊かれたくなかったけど、
冷たい、南チン……。
友達の南はサバサバした性格で、思ったことは必ず口に出して、男女ともに黙らせる
頼れる姉貴みたいな子。
今はその才能(?)を生かして風紀委員を務めているけど、
なにやら強敵が現れたらしく、毎日大変そう。
そんな南が何かを思い出し、
斜め後ろの私に振り向いて言った。
「どーでもいいけど、
今日からウチのクラスに転入生が来るらしいよ。」
サクっと言った南が再び背中を向けた。
それと同時に開いた教室のドア。
「おはようー。
みんな席着けー。」
見飽きた担任の後に続いて教室に足を踏み込む転入生……
「…!」
に、私だけではなく、クラス中の生徒が驚いた。
「転入生を紹介する。」