神様の意地悪
翌朝､慎一は面接に行った



『千尋､ただいま､採用されて明日から仕事だよ』



『決まったんだ､良かったね､慎一､頑張ってね』



『おぅ頑張るよ』


ささやかだけと､この日の夜は､お祝いした


私は慎一のために毎朝､お弁当を作った



気が付けば家を出て４ヶ月たった



私は病院に行っていない



行きたくても行けない



お腹も少しだけ､目立ってきた



私は出産まで病院に行かない事にした



赤ちゃん....



ごめんね



慎一も病院の事には､触れて来ない



お互い､わかってくるから口には出さないって感じだ



兄と妹と言う事を覗けば何もかもが順調だった



神様が....



意地悪した



今まで順調に回って歯車



歯車の歯を神様が折った



私の携帯がなった



知らない番号



嫌な予感



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表紙・目次

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