男子1人のシェアハウス

「あ、男はお前1人だけだから。」

「えぇーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

あまりの衝撃的言葉に叫んでしまった。
「ちょっと静かにしないと起きるぞ。」
「はい…すみません。」
山本さんと他愛もない話をしていたらリビングに誰かが来た。
「山本さん。明日入学式来ますか?」
そこにはショートカットの女の子がドアに寄っ掛かっていた。
「あぁ、長瀬は来てほしいか?」
「いや、別に…。」
「なら行く。」
「わかりました。じゃあおやすみなさい。」
「おやすみ。」

「今の子は誰なんですか?」
「長瀬桃。頭は良いし何でも出来てみんなから信頼されてる。」
「そうなんですか。」
「まだまだ長瀬だけじゃないから、そこらへんは自己紹介してもらえばいいよ。」
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