桃色初恋、甘口キス
「本当……?!」
「うん!」
わぁぁ、と両手を胸の前で組んで、嬉しそうだ。
「が、頑張る!
うみちゃんが作ってくれたチャンス……!
活かせるように、頑張るねっ」
紅い頬を更に紅く染め、あたしを見上げる潤んだ瞳の愛ちゃんは、昨日の朝よりも男子達の目を泳がせている。
「愛ちゃん、昨日も言ったけど、おちおちそんな顔しちゃダメ」
「……?」
愛ちゃんはやっぱりわかっていないようで、不思議そうにしている。
彼女は少し……いや結構、鈍い。
そこがまた可愛いんだけどね。
それにしても緑木先輩。
この表情で告白されたら、オッケーしちゃうんだろうな。
「うん!」
わぁぁ、と両手を胸の前で組んで、嬉しそうだ。
「が、頑張る!
うみちゃんが作ってくれたチャンス……!
活かせるように、頑張るねっ」
紅い頬を更に紅く染め、あたしを見上げる潤んだ瞳の愛ちゃんは、昨日の朝よりも男子達の目を泳がせている。
「愛ちゃん、昨日も言ったけど、おちおちそんな顔しちゃダメ」
「……?」
愛ちゃんはやっぱりわかっていないようで、不思議そうにしている。
彼女は少し……いや結構、鈍い。
そこがまた可愛いんだけどね。
それにしても緑木先輩。
この表情で告白されたら、オッケーしちゃうんだろうな。