桃色初恋、甘口キス
やれやれ、自分がおかしいことに気づいてない。
あたしと愛ちゃんは、今日が大事な日でいつもと違うからおかしいかもって自覚があるけど、こいつには自覚がないんだなぁ。
「自覚ないの?」
「何の自覚だ、お前こそ……。
ま、いいや」
こいつ、時々こうやって何か言いかけてやめるんだよね。
「そのさ、言いかけてやめるの、やめてくんない?
もやもやして気持ち悪い」
「ま、色々あるんだよ。
案外鈍いよな、青葉って」
なにそれ、やっぱりおかしい奴。
あたしは鈍くなんてない。
結構運動神経はいい方だ。
あたしと愛ちゃんは、今日が大事な日でいつもと違うからおかしいかもって自覚があるけど、こいつには自覚がないんだなぁ。
「自覚ないの?」
「何の自覚だ、お前こそ……。
ま、いいや」
こいつ、時々こうやって何か言いかけてやめるんだよね。
「そのさ、言いかけてやめるの、やめてくんない?
もやもやして気持ち悪い」
「ま、色々あるんだよ。
案外鈍いよな、青葉って」
なにそれ、やっぱりおかしい奴。
あたしは鈍くなんてない。
結構運動神経はいい方だ。