桃色初恋、甘口キス
そして放課後。
どこに行くんだろうと愛ちゃんに着いて歩いていると、2年生の校舎に到着した。

えっと、これは……。
緑木先輩に会いに来たってことで、いいんだろうか。

2年4組の前。
やっぱり緑木先輩のクラスだ。

「すみません、緑木先輩を呼んでもらえませんか?」

入口近くにいた先輩に、愛ちゃんは申し訳なさそうに声をかけた。

「緑木ー!
可愛い子が呼んでるぞー!」

先輩が、通る声で緑木先輩を呼んだ。
教室の隅でクラスメイトと談笑していた先輩は、愛ちゃんとあたしを見つけて、やってきた。

「どうしたの、愛ちゃん。
教室に来るなんて珍しいね?
しかも青葉も一緒?」

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