右隣の彼
「・・・・・・・・彼女・・ですか・・・」
んんん?なんだ?昨日もお兄さん彼女って言葉に鈍い反応したよね・・・
まさか彼女の存在しらないとか?
あんなかわいい彼女をお兄さんは知らないの?
岸田君、お兄さんに話してないんだろうか・・・
「ごめんなさい。僕津田さんの事しか知らなくて・・・じゃあ・・どうしよっかなー
 このアドレスから滋の彼女を探すのはー」
「あぁああ!わかりました。仕事が終わった後でよけれは様子見に行きます」
「そうですか?!あ~~よかった。じゃあ滋の家の住所とかをわかりやすく絵に描いて
 メールします。鍵はですねー」
お兄さん・・・声ちょっと高くなってますよ~~
そんなに面倒臭かったんですね~~いいんですけど・・・

・・・結局お兄さんにうまい事言われて岸田くんの様子を見に行く羽目になった。
お兄さんと話をしている間、すっかり忘れていたけど
本当は今日、岸田君と顔を会わせたくなかったんだった!
そんな大事な事もすっかり忘れる私も私だけど

ドンマイ私
< 28 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop