本当の幸せを君に…
陸斗side
律は仕事に行ってしまって今ここに居るのは優と俺だけ。
優と別れて初めて二人きり。
「久しぶり…優」
「…久しぶりです村山先生…」
気まずそうに目を逸らされる。
もう名前では呼んでくれないんだな。
「驚いたよ…芸能人になっちゃうんだもん…別れてすぐに。こんなに遠い人になっちゃうんだよな…」
「……」
黙ってる優。
「俺のこと怖い?ごめんな…あの頃…お前に執着しすぎていた。告白したときに俺は絶対に大切にするって…daikiさんには渡さないって心に決めていたんだ…でも好きすぎて縛りつけていたんだ…大好きで愛おしくて…結局苦しめて冷たく当たって…本当に悪かった。最後にありがとうって言ってくれてうれしかったよ。優…」
今更こんなこと言っても遅い。謝っても遅い。
でも言いたかったんだ…。
優…本当にごめん。
「先生…私もごめんなさい…でもやっぱり大毅君が大好きなんです。私もう嘘は付きたくない。もう一度大毅君に伝えるために芸能界に入りました…我儘で、子供でごめんなさい。先生…私なんかとより、もっと素敵な人を幸せにしてあげてね」
俺がずっと聞きたかった「大好き」の言葉。俺には言ってくれなかったけど。もうそんなのいいや。
律は仕事に行ってしまって今ここに居るのは優と俺だけ。
優と別れて初めて二人きり。
「久しぶり…優」
「…久しぶりです村山先生…」
気まずそうに目を逸らされる。
もう名前では呼んでくれないんだな。
「驚いたよ…芸能人になっちゃうんだもん…別れてすぐに。こんなに遠い人になっちゃうんだよな…」
「……」
黙ってる優。
「俺のこと怖い?ごめんな…あの頃…お前に執着しすぎていた。告白したときに俺は絶対に大切にするって…daikiさんには渡さないって心に決めていたんだ…でも好きすぎて縛りつけていたんだ…大好きで愛おしくて…結局苦しめて冷たく当たって…本当に悪かった。最後にありがとうって言ってくれてうれしかったよ。優…」
今更こんなこと言っても遅い。謝っても遅い。
でも言いたかったんだ…。
優…本当にごめん。
「先生…私もごめんなさい…でもやっぱり大毅君が大好きなんです。私もう嘘は付きたくない。もう一度大毅君に伝えるために芸能界に入りました…我儘で、子供でごめんなさい。先生…私なんかとより、もっと素敵な人を幸せにしてあげてね」
俺がずっと聞きたかった「大好き」の言葉。俺には言ってくれなかったけど。もうそんなのいいや。