本当の幸せを君に…
陸斗side
今は無事に6時限目も終わり、放課後だ。

バンッ!!!!
「先生!!!!!!!!!」
勢いよく開いたドアと言葉。
「は!?」
そこに居るのは俺のクラスの男子生徒二人。
「んだよ。お前らか…勢いよく開けんじゃねーよ…
「先生!お願いがあるんです!!!」
「やだ」
「即答?!お願い!!!」
「はぁ…なに?」
床に座る二人。もう…何なんだよ…俺は早く仕事片づけて優と帰るのに…

「あの…七瀬優さんをここに呼んでもらえませんか!?」
「は!?何で!?」
全く予想もしてなかった言葉に声が裏返る。
「俺たち…優ちゃんが好きなんです!!!」

んなの知ったこっちゃねー…てか、俺の優だし。

「きょ…教室に居るんじゃない?」
「それが…花園さんのガード固くて…」
まぁ律ならやりかねないか…

「俺等決めたんです…告白するって…!」
「でも俺に言わなくても…」
「だって仲良さそうじゃん…!」
「そんなん言われても困るし」

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