御曹司さまが放してくれない!!
「おい!!!」
うわ!びっくりした・・・・・。
いきなり、講堂に響く甘めのイケボ。
御影さまは、ようやく決心に決心を重ね
本当に腹をくくったようだ。
わたしをまっすぐに見つめて、
覚悟を決めた目を向けている。
ほほが少し火照っているような気がするのは気のせいかな?
ていうか、そんなに大事な用なの!?
なんか、嫌な予感してきた・・・・・・・。
「おまえ、俺様と付き合え!!!」