恋なんて、できないと思ってたんだ。
ああ、壁を感じる。



僕も『僕』を演じきって。



彼も『紳士』を演じきって。



ちょっと、自嘲した。



演劇部入ればいいのにな、僕たち。



  「…で、今日の目的は。」



「可愛いアキラ様の顔を見に来たよ。」



  「嘘吐け。」



「…嘘だよ。」



  「で、なんだ。」
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