どうぞ、あなたの好きにして
優香さんが自分のカバンからゴソゴソと何かを探す。あったわとコトンとテーブルの上に置かれた可愛らしい小さな小瓶。香水?


優香さんが私の手を取り、シュッと一拭き掛ける。なんだろう、この香り。胸がドキドキ、熱くなりそう。


「女からシタイときだってあるでしょ?そんなときにはこれで相手を誘惑するの。だけど使いすぎはダメ。ここぞってときのとっておきアイテム。あたしはまた買えばいいし、これは恵那にあげる。これで松本を誘惑しちゃいなさい!そして恵那の知らない松本を知っちゃいなさーい」



女だからって遠慮しなくていいのよ。でも、それもやり過ぎは禁物。適度にたまには自分から誘惑するのがスパイスだったりするの。


優香さんが言ってくれた言葉がすごく救われた気持ちにさせてくれた。

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